想 夜
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作詞 R.U.I   作曲 ---
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1 凍えた白い吐息 冷たく鳴り響く遮断機の音
  赤いランプが視界を奪って
  忘れていく 貴女から貰った温もり

  寂しさに涙する夜 ひとりきりは怖いよ
  抱き締めるぬいぐるみに貴女を重ねる
  幼稚だと知ってはいても どうしようもなくて
  闇の中でひとり震える

  朝は嫌い 夜は怖い
  目を閉じたらこんなにも鮮明に 貴女の笑顔が浮かぶのに
  誰もいない隣 電気のつかない部屋
  長い廊下 歩く足音は一人分
  傾く太陽 道に伸びる影は一つだけ

  どうして逢えないの?
  こんなにも貴女のことを想っているのに
  どうして応えてくれないの?
  こんなにも貴女のことを呼んでいるのに

  もしもこの歌声が貴女に届くというのならば
  私はセカイのはしっこから、貴女に歌を歌い続けるよ

  せめて貴女が私を忘れないようにと それだけを祈って ただ ずっと....


  ―――私の歌声は誰の心を動かすこともできなかったけれど それでも確かにこの地に響いたから―――

あとがき

勢いで作詞。制作時間30分。
今回はキャライメージやテーマなど何の括りもなく、好きに書かせて貰いました。
詩の途中のそれは、蛍光灯が切れちゃって部屋の電気がつかなかったんですよっていう。
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