１　空を見上げても月は無く　空虚（くうきょ）の闇が心を奪う
　　絶望の末に遥か彼方　希望という字が輝き朽ちた
　　鏡に映るは忌まわしい記憶　暗く冷たい束縛の過去
　　振り返る其処に足跡は無く　生きてた証（あかし）何処（いずこ）へ消えた？

　　誰かが幸を祈るなら　　誰かは必ず不幸にされる
　　誰かが生きていくために　　誰かは必ず命を落とす
　　殺し殺される無限連鎖　穢れたそれこそ我等のセカイ

　　今宵始まるは幻惑の宴　迷い込んだら逃げられはしない
　　甘美な音色に誘（いざな）われ　愚かな貴方は私の手を取る
　　此処は穢れたセカイの端っこ　誰の目にも留まらぬままに
　　そして歯車は回っていく　過ぎ去る時は　もう戻らない


２　光を望めど陽（ひ）は隠れ　虚無（きょむ）の闇夜が身体を奪う
　　失望の末に遥か彼方　未来という字が輝き朽ちた
　　閃（ひらめ）き踊るは操り人形　繋がる絃に全てを託す
　　幻想の果てに命を落とし　存在価値など見つからぬまま

　　誰かが幸を祈るなら　　誰かは必ず不幸にされる
　　誰かが生きていくために　　誰かは必ず命を落とす
　　殺し殺される無限連鎖　穢れたそれこそ我等のセカイ

　　今宵始まるは頽廃の宴　迷い込んだら逃げられはしない
　　妖美な音色に誘（いざな）われ　愚かな貴方は私の手を取る
　　此処は廃れたセカイの端っこ　誰の目にも留まらぬままに
　　そして歯車は回っていく　過ぎ去る時は　もう戻らない

　　今宵始まるは永遠の宴　迷い込んだら逃げられはしない
　　艶美な音色に誘（いざな）われ　愚かな貴方は私の手を取る
　　此処は滅びたセカイの端っこ　誰の目にも留まらぬままに
　　そして歯車は回り続ける　過ぎ去る時は　もう戻らない